賃貸契約ってそうそうやるものじゃないので、慣れている方は少数だと思います。
実際に気に入った物件があっても、次に何をすればいいのか分からなくて不安になったりしませんか?
この記事では、賃貸物件の契約の流れや必要書類、注意点などをわかりやすくご紹介します。
- 賃貸契約から鍵渡しまでの流れ
- 用意する必要書類
- 賃貸契約の注意点
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Contents
物件が気に入れば申し込みをする
気に入った物件が見つかったら、まずは不動産会社を通じて契約の申し込みをおこないましょう。
ほとんどの賃貸のアパートやマンションは、どの不動産業者でも紹介できるシステムになっています。
ですので、気に入った物件があれば申し込みを行い、他の人に取られないように部屋止めをする必要があります。
申し込みの際に身分証明が必要になるので、お部屋探しの時には身分証を持参するのがおすすめです。
身分証になるものは主に次の6つです。
- 免許証
- 健康保険証
- 住民票
- パスポート(要確認)
- 特別永住者証明書
- 在留カード
物件によっては預り金が必要になる場合も
申し込みをする物件によっては、預り金が必要になる場合があります。
預り金の相場は家賃1ヶ月分程度が多いので、お部屋探しに行くときはある程度の現金を持参しておくといいですよ。
時々、預り金ではなく「手付金」としてお金を預かる仲介業者がいます。
キャンセルした時は「手付放棄」と言ってお金を返さない悪質なやり方をしてきますが、手付放棄は売買契約時のものであって、賃貸契約にはありません。
なので、預り金はキャンセルしたら全額返金が基本ルールです。
逆に、キャンセルもなくそのまま決済金を支払う時になったら、預り金は決済金の一部として充当されます。
申込書を基に入居審査を行う
「申し込み」を行うと、貸主や管理会社、もしくは賃貸保証会社が申込書を基に入居審査をおこないます。
入居審査では、主に「年収」「年齢」「勤続年数」「滞納経歴」「保証人内容」を見られます。
あとは免許証番号の下一桁も見られる場合がありますね。
最近の賃貸契約時の審査は貸主の代わりに保証会社が行い、その結果を基に貸主判断が多いです
保証会社が審査時よく見るポイント
①支払能力
②過去滞納リストの有無
③連帯保証人
④運転免許証番号の最後の数字免許証番号の最後の数字は紛失した回数、ここも意外に判断基準。#お部屋探しの豆知識 pic.twitter.com/U0AGftQWMB
— karilun (@karilun_com) December 16, 2019
免許証番号の下一桁は免許証を紛失した回数なのですが、ここがあまりにも多ければ審査に落ちる場合もあります。
審査期間の目安は1日~3日程度です。
本人確認や保証人確認の電話がある場合はもう少しかかることもあるので、審査が始まったらなるべく電話に出られるようにしておきましょう。
- 事前に電話での本人確認・保証人確認があるのか確認しておく
- 電話確認がある場合、しばらくは知らない電話番号でも出るようにする
重要事項説明書の説明をしてもらう
申し込み審査が通ったら、契約に入ります。
お部屋の契約時は、まずは「重要事項説明書」の内容を説明してもらいます。
重要事項説明書には、契約するお部屋の「建物情報」「条件や契約期間」「重要な特約事項」など、契約する物件に関わるすべてが記載されています。
ここで説明が無かったことは後付けで言われても効力がありませんので、しっかり聞いておきましょう。
特に確認忘れが多い項目をまとめたので、参考にしてください。
重要事項説明書の説明を受けた後は、承諾の証として「説明を受けた日」と「名前」、そして「認印」が必要になります。
ハンコも忘れず持参しておきましょう。
基本的にシャチハタはんこはNGなのでお気をつけください。
シャチハタは粒子の細かいインクを使っているので消えやすく、長期的に保管する書類には適していないためです
重要事項説明書に問題がなければ決済金を支払う
重要事項説明書に承諾して契約を進める場合は、不動産会社が指定した期日までに決済金を支払います。
クレジットカード払いのメリットや注意点については、こちらの記事も参考にしてください。
契約書を受け取ったら記入・捺印をする
決済金を支払って契約書を受け取ったら、必要事項を記載していき、最後に捺印をします。
契約書によくある割り印のやり方は次の通りです。
契約書は基本的に2通あり、割り印をすることで「この2通を同時に確認して捺印しましたよ」という意味合いになります。
上の図のように別々に捺印しても、目的に対しては適切ではありませんよね?
「割り印」をする時は、上の図のように2枚の契約書を重ねて少しずらします。
そして、このように2枚を少しずらした状態で真ん中に捺印します。
割り印のやり方がわからないまま契約書に別々に捺印している方も多いので、気を付けましょう。
特に指示がない場合、契約者は認印、連帯保証人は実印を押します
また、重要事項説明書同様にシャチハタ不可になります
契約書と一緒に必要書類を入れて返送する
契約書に記入・捺印が終わったら、必要書類と一緒に不動産会社へ送付もしくは持参しましょう。
住民票
住民票は原本を提出する形になります。
引っ越し先の住民票ではなく、現住所の住民票が必要なので間違えないようにしましょう。
源泉徴収票
源泉徴収票は、昨年のものを提出します。
こちらはコピーで大丈夫なので、原本を渡す必要はありません。
また、もし源泉徴収票がない場合は「給料明細3ヶ月分」と言われることが多いです。
住民税決定通知書とは、前年度の所得をもとに確定した住民税が記載された文書。
自営業でも確定申告をきちんと行っていれば発行されるので、所得証明として提出することが多いです。
写真
写真は、入居時に何かあった場合に本人確認をするために必要です。
特に指定がない場合はスナップ写真でも可能ですし、何なら仲介会社にスマホで撮影してもらって、それをプリントするだけでも大丈夫ですよ。
印鑑証明書
印鑑証明書は、連帯保証人が用意する書類です。
これも住民票と同様、原本提出になるので市役所で発行してもらいましょう。
連帯保証人は、契約書類への捺印はすべて実印を押す必要があります。
印鑑証明書と捺印したものを照らし合わせるので、ちゃんと実印を押すようにしてくださいね。
契約開始日以降に鍵を受け取る
これで契約の手続きは全て完了なので、あとは鍵を受け取るだけです。
鍵は、契約日以降ならいつでも受け取れます。
ただし、基本は不動産会社の営業時間内で受け取る形になるので、早朝や夜に引っ越しをしたい場合は前日まで受け取っておくことをおすすめします。
賃貸の契約から鍵渡しまでの流れまとめ
賃貸契約の申し込みから鍵渡しまでの流れを知っておけば、余裕をもってお部屋探しにのぞめますよ。
最後に、もう一度契約の流れを振り返ってみましょう。
- 物件が気に入れば申し込みをする
- 申込書を基に入居審査開始
- 審査が通れば重要事項説明書の説明を受ける
- 重説の内容に問題なければ決済金を支払う
- 決済金支払い後に契約書が届く
- 契約書に記入・捺印する
- 住民票などの必要書類を用意し、契約書とともに返送する
- お部屋の鍵を受け取って入居開始
少しでも事前に知識を持っておくと余裕をもって契約を進められるので、参考にしてみてくださいね。
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