誰もが1度は見たことがある、お風呂のピンク汚れ。
水分などがあると、どんどん繁殖してしまう厄介なものです。
この記事では、お風呂のピンク汚れの正体や原因、対処法まで詳しく説明します。
- お風呂のピンク汚れの正体
- お風呂のピンク汚れの撃退法・予防法
ピンク汚れは、自分では掃除したつもりでも次から次に現れて困ってしまいますよね。
対処法が分からずに悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
大阪・兵庫の賃貸お部屋探しには、来店なしでお部屋の検索・契約ができる物件検索サイト「karilun」がおすすめです。
お手頃なアパートからきれいなタワーマンションまで、多数掲載中!
360度パノラマの設置、現役営業マンによる物件のおすすめポイントの解説などがあるので、自宅でもお部屋の情報がたくさん手に入りますよ。
大阪・兵庫のお部屋探しにぜひご活用ください。
Contents
お風呂のピンク汚れの正体はロドトルラという酵母菌

カビだと思いがちな、お風呂に発生するピンク色の汚れ。
でも厳密に言うと、それはカビではありません。
お風呂のピンク汚れの正体は、ロドトルラという酵母菌の一種なのです。
ロドトルラの特徴

ロドトルラの特徴の1つに、水がある環境で繁殖するというものがあります。
そのためピンク汚れは、お風呂以外にも水道の蛇口付近や加湿器、シンクの食器洗いかごでもよく発生します。
家じゅうのいろんなところで見かけるかも。
他にもロドトルラの特徴がいくつかあるので、まとめました。
- 酸性の性質をもつ
- 高温多湿な環境で発生する
- 石鹸や皮脂などのカスもエサになる
- 放置すると黒カビ発生の原因にもなる
- 他の菌に比べて増殖スピードが早い
お風呂場にはロドトルラの好む水分や石鹸・皮脂のカスが残っていることが多いです。
ロドトルラは繁殖のスピードが早いため、掃除してもすぐにピンク汚れが発生してしまいます。
ピンク汚れと黒カビの違い
ロドトルラが原因であるピンク汚れと一般的な黒カビには、どのような違いがあるのでしょうか。
2つの違いを簡単にまとめました。
ピンク汚れ | 黒カビ | |
原因菌 | ロドトルラ | クラドスポリウムなど |
増殖スピード | 2~3日で塊をつくる | 5~7日で塊をつくる |
掃除 | すぐ落ちる | 落ちにくい |
ピンク汚れの原因菌であるロドトルラは、黒カビのように根を張ったりするわけではありません。
そのため、掃除をすれば比較的簡単にきれいにすることができます。
しかし、すぐに落とせるからといってピンク汚れを放置すると、黒カビの発生につながることもあります。
お風呂に嫌な黒カビが発生する前に、ピンク汚れが出た時点でしっかり対処したいですね。
お風呂の中でピンク汚れが発生しやすい場所

お風呂場の中でもとくにピンク汚れが発生しやすい場所は、次のとおり。
- 床
- 壁
- みぞ
- 排水溝付近
- 風呂椅子の裏側
- シャンプーボトルなどの底
水分や石鹸などのカスがたまりやすい場所に、ピンク汚れはよく発生します。
床や壁などのピンク汚れは比較的目立ちますが、、シャンプーボトルの底などはよく見ないと気が付きませんよね。
そのような場所には、知らない間に大量のピンク汚れが発生している可能性があるので注意が必要です。
また、梅雨の時期などは普段よりも高温多湿な環境になりやすいので、ピンク汚れも発生しやすくなる傾向があります。
お風呂のピンク汚れの落とし方

頑固なピンク汚れの効果的な落とし方を3つ紹介します。
洗剤をつけてスポンジで洗う

お風呂掃除をするときに使っている浴室用洗剤でも、ピンク汚れは落とせます。
-
STEP1こすり洗い洗剤をスポンジにつけ、ピンク汚れがある部分をこすりながら洗います。
-
STEP2重点的に洗う汚れの残りやすい床のタイルの隙間や隅のほうもくまなく洗います。
-
STEP3乾拭きをする汚れが落ちたら、乾いた布などでふきます。
床のタイルなどにロドトルラの色素が沁みこんでしまっている場合、なかなかピンク色が落ちないこともあります。
そのようなときは、繰り返し洗ってみてください。
エタノール (アルコール)

エタノールは、安全性の高く除菌効果もあるアルコールの一種です。
-
STEP1吹きつける消毒用エタノールをスプレーボトルなどに入れ、ピンク汚れが気になるところに吹きつけます。
-
STEP2放置5分ほどそのままにして、シャワーで洗い流します。
-
STEP3ふき取りきちんとふき取り、水分が残らないように注意します。
カビ取りスプレー
カビキラーなどのカビ取りスプレー (塩素系漂白剤) を使用します。
-
STEP1水分をふき取るまず雑巾などで、水分をきれいに取り除きます。
-
STEP2スプレー噴射ピンク汚れが気になる場所に、カビ取りスプレーを噴射します。
-
STEP3放置スプレーボトルに表示されている指定の時間だけ放置します。
(時間は製品によって異なる) -
STEP4洗い流す時間が経ったらシャワーで洗い流し、最後にきちんと水分を拭き取ったら完了です。
お風呂のピンク汚れの予防法

お風呂のピンク汚れが発生してしまった場合の落とし方を紹介しました。
しかし、できれば日ごろからピンク汚れを発生させないようにしたいですよね。
ここでは、ピンク汚れの予防法を7つ紹介します。
換気する

高湿度な環境は、ピンク汚れのもとであるルドトルラの好物の1つです。
お風呂場の換気扇をつけて、湿度を下げましょう。
24時間換気機能を利用するのも効果的です。
お風呂場に窓がある場合には、こまめに空気の入れ替えもしたいですね。
入浴後にシャワーで洗い流す
ロドトルラは、石鹸や皮脂のカスなどもエサにします。
入浴後はそのようなものが至るところに残っている可能性が高いので、浴室内全体をシャワーで洗い流してきれいにしましょう。
シャワーの温度は45度以上が好ましいです。
お湯のシャワーをかけた後は、冷水を浴室内全体にかけます。
ピンク汚れのもとであるロドトルラは20~30度の環境で繁殖しやすいと言われていますが、こうすることで温度が下がり、繁殖しにくい環境をつくることができます。
水滴をとる

少し面倒ではありますが、入浴後には水滴を拭き取るようにしましょう。
タオルや水切りワイパーを使用します。
ロドトルラは水分さえあれば繁殖してしまうので、水滴は徹底的に取り除いておきたいですね。
浴槽にフタをする

浴槽のお湯を入浴後も抜かない場合、フタをしましょう。
浴槽のフタを開けたままにしておくと湯気がたったままになってしまい、湿気だらけになります。
そして定期的にフタを洗うのも、忘れないようにしましょう。
小物周りに水がたまらないようにする
シャンプーボトルなどは直接床などに置かず、ステンレス製などのラックに入れるようにしましょう。
そうすることで、ボトルの底などに水分がたまるのを防ぐことができます。
お風呂イスなども入浴後は壁に立てかけるようにして置いておくと、通気性がよくなりますよ。
防カビ剤を使う

防カビ剤も、ピンク汚れに効果があるとされています。
ただ先ほど説明したように、ピンク汚れは「カビ」ではありません。
ピンク汚れの増殖のスピードは黒カビなどと比べるとかなり早いので、それほど効果は続きません。
他の予防法と併用するのがおすすめです。
重曹を使う

重曹はからだに無害な物質です。
カビ取りスプレーや防カビ剤などを使うのに抵抗がある場合は、重曹を使って日常的にピンク汚れを予防してみましょう。
重曹の溶液は弱アルカリ性で、酸を中和してくれる効果があります。
お風呂上りに重曹水をスプレーボトルなどに入れ、浴室に噴射します。
しばらく放置して、シャワーで洗い流したら完了です。
重曹スプレーの作り方
●材料
・水 100ml
・重曹 小さじ1
・スプレーの容器
●作り方
スプレーの容器に重曹と水を入れ、フタをしてしっかり振ると、完成!
お風呂のピンク汚れは放置せずに対処しよう

お風呂のピンク汚れの正体や発生する原因、対処法などを紹介しました。
1番大切なのは普段からピンク汚れが発生しないようにきちんと予防することです。
ピンク汚れを放置すると色素が染みつく可能性もありますし、黒カビの原因になってしまうこともあります。
そうなってしまうとさらに大変ですよね。
もしお風呂のピンク汚れを発見したら見てみぬふりをせず、きちんと対処するようにしましょう。
弊社運営の賃貸物件検索サイトです。
お手頃なアパートからきれいなタワーマンションまで多数掲載中!
360度パノラマの設置、現役営業マンによる物件のおすすめポイントの解説などがあるので、自宅でもお部屋の情報がたくさん手に入りますよ。
また、karilunでは迷惑なおとり広告ゼロ宣言をしています、それだけ社員一同おとり広告を撲滅していきたいと思っているのでサイトもその想いで運営しています。
大阪、兵庫のお部屋探しに活用してください。