多くの人にとって憧れの住まいであるタワーマンション。
当然メリットもあればデメリットも存在します。
この記事では、多くのタワーマンションを扱う弊社の知見から、タワーマンションのメリットとデメリットを解説します。
- タワーマンションのメリット・デメリット
- タワーマンションでの子育てはあり?なし?
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Contents
タワーマンションのメリット
まずは、タワーマンションのメリットをお伝えします。
コンシェルジュが生活をサポートしてくれる

タワーマンションによくあるコンシェルジュサービス。
コンシェルジュは生活のきめ細やかなサービスをしてくれるので、生活が便利になる魅力があります。
タワーマンションで利用できる主なコンシェルジュサービスは、以下の通りです。
- クリーニングの取次
- 宅配便の発送、受け取り
- タクシーやハイヤーの手配
- 設備が故障したときの修理を手配
- 自分が不在の時のゲスト対応
このようにホテル並みのサービスを受けられるのが、タワーマンションの大きなメリットです。
戸建ての住宅と比べても、コンシェルジュに任せることで身の回りの生活が楽になります。
セキュリティの高さ

タワーマンションのメリットは、セキュリティが高いことです。
ほとんどのタワーマンションはオートロックとなっており、部外者が入れないようになっています。
万が一住民に紛れてエントランスを抜けたとしても、最近のタワーマンションはエレベーターが「お住いの階」と「共用施設のある階」にしか行けないようになっています。
また、コンシェルジュや警備員が24時間待機しているタワーマンションもあり、不審者の侵入を抑制してくれます。
セキュリティ体制が厳重なタワーマンションの例(ザ・パークハウス中之島タワー)


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昨今の現代社会は危険な事件に巻き込まれることもり、家までを後をつけられるケースも増えています。
セキュリティの高い家で安心して過ごしたい方は、タワーマンションがおすすめです。
景色がいい

タワーマンションの醍醐味は、なんといっても「部屋からの景色がいいこと」です。
タワーマンションの大半は、都心部に位置しています。
多くの人が行き交う都会を上から見下ろすのは、なかなか優雅なものです。

夕焼けや夜景を部屋からひとり占めできるのも、戸建てにはないタワーマンションだけの特権です。
タワーマンションのデメリット
続いてタワーマンションのデメリットを解説します。
地震で揺れやすい

今のタワーマンションは耐震性や免震性が高い一方で、高階層になるほどちょっとした地震でも揺れることがあります。
高階層になればなるほど、地震で「船に乗っているような揺れ」を感じるようになります。
この揺れは「長周期地震動」と呼ばれ、強い地震がくると“共振”により高階層ほど大きく揺れることに。
南海トラフのような大きな地震が発生すると、たとえ震源地から遠くても長周期地震動で家具が転倒する恐れがあります。
ただし、最近のタワーマンションは耐震性や免震性に優れています。
大阪や関東地域のタワーマンション(高さが60m超えの建築物や地上4階建て以上の免震建築物)は、国土交通大臣の認定を受けることが義務付けられています。
国土交通省の厳格な基準をクリアする必要があるため、基準を満たしたタワーマンションは簡単に崩れるものではありません。
通勤・通学時間にエレベーターが混む

よくタワーマンションのデメリットとして挙げられるのが「通勤時間にエレベーターが混むこと」です。
朝のピーク時間はエレベーターに乗るのに時間がかかってしまい、出社時間ギリギリになってしまうこともあります。
エレベーターが最も混む時間は、7:00~8:30の間です。
エレベーターが3台以内のタワーマンションだと、地上に降りるまでに5~10分かかることもしばしば。
さらに、高階層ほど自分より低階層の住民が同じエレベーターにたくさん乗ることになります。
自分の乗るエレベーターが混まない方法もあります。
それは「通勤時間を遅めにして、ピーク時間をずらす」ことです。
たいていのタワーマンションは主要駅に近い、もしくは駅直結の物件が多数です。
会社に近いところに住めば住むほど、出発時間が遅くずらすことが可能になります。
また、エレベーターの適正台数は「100戸ごとに1台」と言われています。
またタワーマンションによっては高階層と低階層でエレベーターをわけ、混雑を生まないようにしている物件もあります。
したがってタワーマンション購入前には、
- 総戸数に対するエレベーターの台数は適正か
- 高階層用と低階層用でエレベーターが分けられているか
- 会社、学校からの距離は近いか
といったことを契約前にしっかり確認するようにしましょう。
管理費用が高額
タワーマンションはコンシェルジュや充実した共用施設がある分、管理費用は高額なことがデメリットとなっています。
「平成30年度(2018年度)マンション総合調査結果」によると、マンションの平均管理費用は10,970円/月。
それに対して、タワーマンションの平均管理費用は15,726円/月と、一般的なマンションより月5,000円ほど高くなっています。
<2018年 マンションの種類ごとの平均管理費用(月額)>
マンションの種類 | 平均管理費用(月額) |
タワーマンション(20階以上) | 15,726円 |
マンション(19階以下) | 10,970円 |
団地型 | 10,419円 |
ただし、共用施設やコンシェルジュには値段相応の高い価値があります。
タワーマンションによってはスポーツジムやゴルフレンジもあり、さらには生活をトータルでサポートするコンシェルジュがいることも。。
共用施設やコンシェルジュに年間180,000円の価値を感じる方は、タワーマンションに住むはおすすめといえます。
修繕積立金が値上がりすることも

マンションには、将来共用部分を修繕するための費用を積み立てる「修繕積立金」があります。
全住民が毎月お金を出し合うのですが、修繕積立金が突然値上がりすることもしばしば起こります。
マンションの共用部分の修繕工事は、10年、20年、30年と長い期間で工事していくものです。
工事実施時には多額の費用が必要となるため、前もって住民が少しずつお金を出しあいます。
しかし実態として、修繕積立金が不足しているマンションは多いのが現状です。
国土交通省「平成30年度マンション総合調査結果」によると、修繕積立金の積立額が不足しているマンションは34.8%でした。
修繕積立金が不足する理由として、「当初計画した修繕積立金の見積もりが甘い」ことがあげられます。
マンション購入者にメリットを提示するために当初の修繕積立金を低く設定することもあり、また購入者も知識が不足するために気づかないケースです。
管理組合の決議で値上げを反対しても、結局は組合が銀行から借り入れ、その負債は最終的に住民が負うことになります。
つまり残念ながら、「修繕積立金は上がるもの」と考えておく方が賢明です。
住民1人にできることはほとんどなく、修繕積立金の値上げを阻止するには管理組合が動くしかありません。
管理組合が管理費削減などの動きをしない限り、修繕積立金が不足している中で値上げするの確実でしょう。
低階層と高階層で階数格差がある

タワーマンションには高階層と低階層で階数格差が起こり、住民によっては低階層の方を下に見る方もいるので要注意です。
本来は高階層と低階層の方に、身分の差はないはずです。
しかし残念ながら「自分は高階層に住んでいるから」と、自分より低階層の住民を見下す方もいます。
自分が高階層なのを盾に以下のような行動をとる住民もいます。
「自分より低階層の住民がエレベーターを停めると『遅くなる』と露骨にイライラする」
「低階層の人にゴミ出しを押しつける」
逆に高階層の方にとっても、
「共用施設を利用するときも正装でないといけない」
「ゴミ出しで少し外を出るだけでも、化粧しないといけない」
などの悩みを抱えることもあるようです。
階数格差に悩まされないための一番の方法は「気にしないこと」です。
周りの視線も態度も気にしなければ、問題にはなりません。
しかし状況が悪く「気にしない」だけでは済まないこともあるでしょう。
態度の横柄な住民に被害を受けている場合は、コンシェルジュや管理会社に相談するのも一つの手です。
どうしても階数格差が気になる方は、「生活に無理のない範囲でできるだけ高階層に住む」ことをおすすめします。
タワーマンションに住むと子どもの育ちが悪くなるって本当?

タワーマンションによくある話として、「タワーマンションで子育てすると育ちが悪くなる」という話がたびたび起こります。
しかし結論からいえば、子どもの生活に直接影響を与える研究結果はありません。
ただし、タワーマンションの子育てでは「子どもの外出が減ること」に注意が必要です。
また「現代の子育て・子育ちからみた超高層居住に関する観究(2013年)」によると、タワーマンションに住む子どもに対して保育所から以下のような懸念事項があげられました。
「生き物の飼育を嫌がる」
「コンシェルジュがいるため自分でドアを開けない」
「子どもの間でも経済格差の話をする」
育った環境の違いや外出が減ることにより「周りの子どもたちとの価値観の違い」や「自然に触れないことによるストレス増加」が懸念されています。
そのため、タワーマンションで子育てするには「親の教育」が非常に大切となってきます。
- 子どもと一緒に近隣の公園に遊びに行く
- タワーマンション内の庭園で子どもと思いっきり遊ぶ
- 本を読ませることで多様な価値観を身に着けてもらう
土があり、空が広がって、自転車で走り回る。
このような体験が、タワーマンションに住む子どもには必要です。
家庭教育が十分であれば、たとえタワーマンションの高階層でも子どもはしっかり育ってくれるはずです。
タワーマンション入居前はメリットとデメリットをしっかり把握しよう

タワーマンションには「景色がいい」「コンシェルジュが生活のサポートをしてくれる」などのメリットがあります。
一方で「管理費用が高い」「修繕積立金が値上がりする可能性」などのデメリットも無視できません。
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