タワーマンションによくあるディスポーザーとは？メリットデメリットや注意点も紹介

最近はタワーマンションに限らず分譲マンションの標準装備になってきたディスポーザー。

結構、よくわからないまま使ったり放置したりしていませんか？

今回は、タワーマンションでおなじみのディスポーザーについて説明していきます。

ディスポーザーとは

ディスポーザーとは、キッチンシンクの排水口に設置する生ゴミ処理設備です。

野菜くずなどの生ゴミを投入すると内部に搭載されたハンマー状のブレード（刃）によって細かく粉砕されるため、そのまま水で流すことが可能になります。

ディスポーザーの仕組みは？

ディスポーザーを使う際は、まず調理で出た生ごみをシンクにあるバスケットに入れます。

そこから、内部搭載の回転ブレードが遠心力でゴミを機器外壁に叩きつけて粉砕していきます。

この時に水を一緒に出しながら回転させることで、粉砕したものを水と一緒に流していくんです。

最近は排水処理機能を持たないディスポーザーの使用は認められていないので、基本的には排水処理槽が付いていると思って安心してください。

ディスポーザーを使うメリット

ディスポーザーを使うメリットは次の3点です。

生ごみを粉砕してそのまま流すので悪臭が少ない

ディスポーザーは調理などで出た生ごみを三角コーナーに溜めず、その場で粉砕して流しています。

なので生ごみからの異臭がでることはなく、キッチンは常に清潔に保たれます。

生ごみからの害虫の発生を防げる

ディスポーザーがあれば、虫のえさになる生ごみを置いてとく必要がありません。

シンクからの臭いが減るので、新たに虫が集まってくるリスクも減らせますね。

ゴミ出しの量が減らせる

生ごみは基本的に水分を含んでいてかさばるし、重さもあります。

ですが、ディスポーザーを使って生ごみを処理することで、そんな生ごみのゴミ出しは不要になりますよ。

ディスポーザーのデメリットは？

ディスポーザーの主なデメリットは以下の3つです。

光熱費が通常よりは上がる

ディスポーザーを使うと、どうしても電気代と水道代は上がります。

日々の費用は微々たるものですが、長期的に見れば大きな支出になってくることも。

ディスポーザーの音が大きい

音の問題は、使っているディスポーザーによります。

新しいものは少しずつ音対策をしてきてはいますが、それでも起動させるとびっくりするくらいの音がします。

使い方を間違えると詰まったり壊れたりする

ディスポーザーは何でもかんでも粉砕できるわけではありません。

入れるものによっては故障の原因になったりもするのですが、意外に知らない方も多いです。

ディスポーザーは使うにあたって注意しないといけない点は、次に説明しますね。

ディスポーザーを使用するにあたっての注意点は？

ディスポーザーで流せないものを知っておこう

ディスポーザーに入れてはいけない主な物は、以下の通りです。

塩素系洗剤を使ってはいけない

もし塩素系の洗剤を使う場合は要注意。

ディスポーザーの金属部分が疲労して腐食し始めます。

症状がひどくなると穴があいたり、亀裂から水が漏れることもあります。

これも意外に知らない方が多いので、気を付けてほしいところですね。

ディスポーザーまとめ

今や標準装備になってきているディスポーザー、色々な注意点などあって少し面倒に感じるかもしれません。

それでも生ごみの処理をその場でするメリットは大きく、一度使うと手放せなくなるかも。

せっかくタワーマンションの生活を考えているならディスポーザーの設備がある部屋に住みたいですね。

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